イタリアを旅行したときの日記、準備品、役立ったことの忘備録。

芸術遺産 1/20

サン・ピエトロ寺院"

天使

今日もとりあえず中央警察へ行きましたが、途中で「許可証はいらないわい」と決断しました。あいかわらずの戦時下のビザの発給所のような混雑にげんなりしたというのが正直なところです。
これからの芸術遺産を見る時間がなくなってしまうのも何だかイヤでした。それに、わずか9日間の滞在で許可証が必要なら、僕と同じような旅行者が中央警察にごった返していておかしくないのに、待機所にいる中でツーリスティックな格好の人間はほとんど見当たりませんでした。



もういいや!と思うと気持ちがスッキリし、地下鉄でヴァチカン市国へと向かいました。市国へ入国しました。しっかりボディチェックがあります。そのままヴァチカン美術館へと歩みを進めました。

日本語対応のオーデョオガイドをレンタルし、使い方はこれであってるかなと調整してると

ミイラ

入り口付近でいきなりエジプト的ミイラと遭遇。

ちょっとビックリしましたし、また意外でした。エトルリアの土器、ローマ彫刻を十分に堪能しました。

アポロ

所蔵品のひとつひとつのクオリティがやたら高く、やっぱりここはカソリックの総本山なのだな、としみじみ実感しました。

下のはラファエロ作「アテネの学童」。ラファエロ

天井画

天井画

美大受験の際に木炭デッサンの訓練に用いたオリジナルの石膏像はヴァチカンにありました。

トルソ

石膏像

アポロ

日本にあるレプリカとでは 全く印象が違います。魂の有無、というか、同じフォルム(形態)なのにここまで印象ちがうかね・・・、と驚きました。

イタリア 教会

楽しみにしていたミケランジェロの「最後の審判」。
写真に撮影することもせずずっと作品を観ていました。
天空の神々らが地上に降臨してくるダイナミズムはあまりに圧倒的で、威厳に満ちていました。
渾身の巨匠の力作。

ヴァチカン"

ヴァチカン美術館の広場には地球をかたどった鉄製のオブジェがありました。

ジュゼッペ・モモ

出るときは、ジュゼッペ・モモの設計した二重螺旋階段を通り、サン・ピエトロ寺院へと向かいました。

城壁沿いに歩くとすぐに寺院が見えてきました。

とっても広い!

ピエタ

建物の中に入り、向かってすぐ右側にミケランジェロ作のピエタ像が鎮座していました。
暗がりのなかで慈愛に満ちた眼差しを彼に向けていました。神殿中央まで歩みを進めると敬虔なカソリック信者の方々が神へお祈りを捧げていました。

サン・ピエトロ寺院"

サン・ピエトロ寺院"

サン・ピエトロ寺院"



ヴァチカン市国はごくごく小さな国なのに、その中は実に濃密な空間でした。
所蔵品は、ダ・ヴィンチ、ジョット、ミケランジェロ、フラ・アンジェリコ、ラファエロなど名だたる巨匠の代表作ばかリ。一宗教が築き上げた豊穣な芸術遺産を目の当たりにし、ただただ、驚いたばかりです。

サン・ピエトロ寺院前"

圧倒的な宗教芸術に少々目眩を感じながらヴァチカンを出国(特に何のチェックもありません、念のため)。

もう一度、先日出かけたカピトリーノ美術館前のミケランジェロの設計した広場の空間、とフォロ・ロマーノの美しき遺跡群を見学。

改めて、フォロ・ロマーナを眺めますと、凱旋門や神殿、教会が建ち並んでいます。まるで古代ローマにタイムスリップしたような錯覚を覚えました。



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プロローグ 1/18

テルミニ駅"

今年最初の雪となりました。祈りが通じてか、飛行機は無事運行。途中、韓国インチョン空港を経由。
隣の座席に座っていた韓国のビジネスパーソンと親しくなりました。僕は韓国語が話せず、彼は日本語を話せないため、英語での歓談となりました。イタリアに一ヶ月以上も出張するから韓国に残す家族のことが心配なんだ、ということでした。約12時間後、レオナルド・ダ・ヴィンチ空港の入国ゲートで彼と別れました。



列車に乗り込み、予約していた宿泊所への道を急ぎました。夜も更け、土地勘がつかめず、すっかり僕は迷子になりました。カメラ屋のシニョーレに道を尋ねたら、笑顔で身振り手振りを織り交ぜながら駅までの道を教えてくれました。それでも、また住宅街周辺の道で迷いました。
そこに美しいイタリア女性が横切ったので、日本では考えられない勇気で"Predo , I was lost.Will you tell me the way to the nearest statione?"とちぐはぐなイタリア語のまざった英語で質問。彼女は流暢な英語で道を教えてくれました。想像以上に、ローマでは英語が通じるようだと実感しました。



地下鉄

すっかり夜も更け、ローマの宿泊所に到着しました。長旅の疲れで足は痺れ、クタクタでした。受けつけで、ユース会員証とカードの提示、自筆のサインを記入し、予約済みのパンチャーを渡しました。



部屋には韓国の青年たちが休んでいました。

ローマ ドミトリー ユースホステル

挨拶もそこそこにバッグや貴重品に鍵をかけないまま、すぐに眠りました。





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芸術遺産 1/19

コロッセオ

観光

ローマの地下鉄で3日間公共機関を乗り放題にできるカードを購入しました。
日本を発つ前、外務省のホームページにイタリア渡航の注意書きの欄に長期滞在する場合は滞在許可証が必要なる記述が書いていました。
イタリアは1週間以上滞在する予定でしたので、許可証が必要かどうか在伊日本大使館へ聞きに行きました。滞在許可証が必要かどうかは政府による判断だということ。それならばと中央警察へ行きますと・・・、そこはまるで戦時中のビザ発行じゃないのかというほどの、人、人、人。狭い待合室には人がごった返し、様々な言語が混じり合っていました。赤ちゃんの泣き声、人々の疲労感。「一筋縄では済まないな」と感じ、明日出直すことにしました。



中央警察から歩いてすぐのマクドナルドへ入りました。日本のマクドナルドと全く同じ味付けのチーズバーガーを注文しました。ここには日本にはないエスプレッソも置いてあり、それも注文しました。
外の天気は雨が降ったりやんだり。ここで、ようやく休憩できました。




スペイン広場"

スペイン通りを通り紀元前80年に造築されたコロッセオまで歩きました。

コロッセオ 観光

コロッセオにはたくさん猫がいます。

コロッセオ コース

猫のたまり場、それがコロッセオでした。

コロッセオ

コロッセオ

コロッセオ

コロッセオ

カンピドーリオ広場

ミケランジェロが設計したカンピドーリオ広場を見てまわりました。心地よい空間です。

真実の口"

パルテノン

真実の口、パルテノン、フォロ・ロマーノを観光ライクに見て回りました。



観光

雨上がりの夕暮れ。

フォロ・ロマーノの遺跡群は、美しいと思いました。

観光

暮れなずむローマの街。

遺跡一帯はオレンジ色に染まり、空気は凛と澄んでいました。

頬に当たる冷気が心地よい。



雨上がりの後でも傘を売っている人たちがいました。

ローマの街は傾いた家や教会も立っていました。

観光

観光

地震のせいなのか地番沈下のせいか元々の構造上の問題かわかりませんが・・・傾いた建物がイタリアでは普通のものであれば、わざわざピサの斜塔を観に行かなくてもいいかなと思案しました。







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